読点の正しい使い方

 

 

 

 

 

みなさんは、読点(、)をどこに入れたらいいのか悩んだことはありますか?

あまり意識したことがなく、適当に打っていた方も多いと思います。

そこで今回は、

押さえておきたい3つのポイントをいくつか紹介していきます。

 

1.主語が長く続くとき

<例文> 

わたしが幼い頃からどうしても叶えたい夢は海外旅行に行くことだ。

 

これだと読みにくいですね。

主語の後ろに読点を入れてみましょう。

 

→わたしが幼い頃ころからずっと叶えたい夢は、海外旅行に行くことだ。  

文の切れ目がわかってわかりやすくなりましたね。

                   

2.原因・理由・条件を表す節の後に

<例文>

原因...わたしが犬に近づくと、必ず吠えられる。

理由...犬がわたしだけに散歩を頼むので、負担が大きくてつらい。

条件...もう少し価格が安いと、購入者も増えるだろう。

 

 

3.名詞や動詞に修飾語が二つ以上つくとき、それぞれの間に

<例文>

名詞の前に修飾語がある文

→トマトは、みずみずしくて、甘酸っぱくて、美味しい野菜だ。

 

動詞の前に修飾語がある文

→相手に何かを伝えるときは、目をみて、わかりやすく、ゆっくり話そう。

 

 

 

正しい読点の使い方を学んだところで、

さっそく文章を作ってみましょう。

 

お金を貯めたら、私は沖縄の近くにある西表島に行きたい。

なぜなら西表島には、わたしが大好きなジャングルがあるからだ。

南国リゾート地と言えば、綺麗な海を見たり、潜ったりする目的で行く人が多い中、

ジャングル目当てで行きたい私は、変わり者だろう。

海も好きだが、なぜ私はジャングルに行きたいかというと、自然が好きだからだ。

自然は私に癒しを与えてくれる。

まさに自然は賜物だ。

 

 

 

いかがでしたか?

読点が多い文章だと、今度は読みにくくなるので気をつけてくださいね。

点の打ち方のコツを少しでも理解していただけたでしょうか?

このやり方をぜひ文章に生かしてみてください!